【道本部・佐藤執行委員長】謹んで新年のごあいさつを申し上げます=常に「挑戦」続ける【2024年1月1日】

掲載日:2024.01.01

皆様、新年明けましておめでとうございます。つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、自治労北海道本部は2022年に結成60周年を迎え、昨年は運動史を発刊することができました。ここまでこられたのは、私たちの先輩達がさまざまな困難を乗り越え、組合員と、そのご家族のために、常に「挑戦」を続けてきたおかげです。

その自治労北海道本部の「挑戦」はさらに続きます。あえて「挑戦」と表現するのは、目標にむかって立ち止まることなく常に走り続けていく決意と、初心を決して忘れない決意を示すものです。目標とは、「組合員と、そのご家族の幸せ」であり、そのことを追求するため、今年も全力を尽くしたいと思います。

100人の組合員に例えます。そこには100通りの環境があります。性別、年代、職種、正規・非正規、公務員・公共民間、現職・退職者、未婚・既婚。既婚でも、子供が居る・居ない、親との同居・別居、あげ始めると切りがありません。組合員の環境は、現代社会においては、とくに、千差万別です。

 

組合が、ある1つの成果を勝ち取ったとします。しかし100人すべてに恩恵がなければ、意味がありません。賃金は、昨年の場合では、全世代への引き上げを勝ち取ったとしても、額の大小という隔たりがありましたし、なんらかの休暇制度を勝ち取ったとしても、該当しない組合員に響きません。

そのため、組合が勝ち取った成果に対して、恩恵のない組合員がいないか、常に注意を怠ってはなりません。すべての組合員に必ずなんらかの成果がある。そのことを道本部は求められていると思います。

写真は、28年前の1996年、当時私は道本部の教宣部長でした。写真の背景を見てもわかるように、当時の組合員数は7万6千人でした。しかし、現在は、4万3千人と、組合員は激減しています。組合員数は組織力を表します。組織強化の観点からも、道本部は、組合員数を増やしていく「挑戦」も、決して忘れてはいけません。

また、今年は、解散総選挙が高い確率で予想されます。さらには来年に迫った岸まきこ参議院議員の再選にむけたたたかいの準備の年となることから、政治決戦の年とも言えます。

どの課題にも、「挑戦」の覚悟を持ち、自治労北海道本部の役職員が一丸となり、今年も邁進していく決意を申し上げるとともに、2024年が、組合員、そしてそのご家族にとって、幸せな1年となることを祈念して、年頭のあいさつといたします。

 

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