活断層地帯の下北半島に、原発も核燃施設も再処理もいらない!＝第２８回「４・９反核燃の日全国集会」

掲載日：2013.03.11

2011年3月11日の東日本大震災・東電福島第一原発事故から2年が経過しようとしています。しかし、被災地の復旧・復興はすすまないばかりか、安倍政権は、「2030年代原発ゼロ」政策をゼロベースで見直し、原発の「再稼働や新増設」「再処理路線」に突き進もうとしています。

中でも、核燃料サイクル政策自体が破綻しているにも関わらず、青森県六ヶ所村では、再処理工場の建設がすすめられ、今年10月の竣工に向けて現在、最後の試験となるアクティブ試験が続けられています。しかし、これまでも何度も高レベル放射性廃棄物ガラス固化施設がトラブルを起こしてきました。何よりも、原発の再稼働やプルトニウム利用の見通しがまったく立たない中で、再処理工場の存在そのものが問われています。さらに、高レベル放射性廃棄物のガラス固化ができなければ、高レベル放射性廃棄物の処理・処分計画も根本的に見直さなければなりません。

1985年4月9日、青森県議会の全員協議会は、核燃料サイクル施設を青森県六ヶ所村に受け入れることを決定しました。私たちはこの日を「反核燃の日」として位置づけ毎年、全国的な抗議行動を重ねてきました。プルトニウム利用政策はもとより、原子力政策そのものが破綻しています。今年も28回目となる「反核燃の日」行動を下記のとおり開かれます。