保育士の処遇改善、全体の課題として取り組みを=第87回自治労定期大会1日目、道本部・藤盛副委員長が発言

掲載日:2014.08.28

第87回自治労定期大会1日目では、開催地・自治労本部・来賓のあいさつののち、報告事項とそれにかかる質疑、組織拡大にかかる県本部表彰、新規加盟単組の紹介が行われた。第1日目は引き続き、議案の提案と質疑討論、そして役員選挙が行われる。

報告にかかる質疑では、道本部から藤盛副委員長が「保育職場の問題とその取り組みについて」として、北海道労働局から道内保育所に対する労基法などの法令違反があるとした是正勧告に対応した道本部の取り組みを報告するとともに、保育士の処遇改善は、男女がともに、組織拡大・強化、非正規、地域課題など複数の課題につながる全体の課題ととらえて取り組みを進めてほしいと要請した。

発言要旨は下記のとおり。

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【保育職場の問題とその取り組みについて】

今年の1月、北海道労働局が道内181カ所もの保育所に労働基準法などの法令違反があるとして是正勧告を行い、全国的なニュースとなった。

道本部は、保育の質に直結する重要な課題であると同時に、労働組合の関わりが問われる課題でもあると考え、北海道労働局との意見交換や保育職場の労働実態調査を実施した中で、労基法や36協定などについて労使ともに知識不足であることが明らかとなった。

また、非正規職員の増加と未組織化で多くの職場の組織率が50%を切っていること、非正規職員が正規職員と同じ業務を行っている実態などから、道本部として次年度にむけて運動方針を確立し、具体的な取り組みを進めていく。

保育職場は、離職率が高く待機児童問題とともに社会問題となっている。保育職場には、子どもが安全に養育できる環境を提供することで労働者が安心して就業でき、ひいては将来のまちを担う人材の育成に貢献する役割がある。保育士の処遇改善の課題は、保育士の離職防止と保育の質を確保するだけでなく、男女がともに担う自治労運動や組織拡大・強化運動、非正規問題、地域課題など複数課題を包含する全体の課題として取り組む必要がある。

この間の全国における事例や本部における保育職場の労働環境改善にむけた取り組み、各局の連携などについて、あらためて要請する。

 

組織拡大県本部表彰では、1年間の組織拡大実績の上位3県本部として、道本部が新潟県本部に次ぐ2位との紹介がされ、代表して山上委員長が表彰を受けた。

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新規加盟組合の紹介では、北海道から函館公共サービス労組と北海道医療生協職員労組がそれぞれ紹介された。

新規加盟で紹介された函館市公共サービス労組・工藤さん(左端)と、北海道医療生協職員労組・山崎さん(左から2人目)

新規加盟で紹介された函館市公共サービス労組・工藤さん(左端)と、北海道医療生協職員労組・山﨑さん(左から2人目)