2010年03月11日
すべての労働者の処遇維持・改善めざし!=連合北海道全道総決起集会
3月10日、札幌市・市民会館で連合北海道「2010春季生活闘争勝利!3.10全道総決起集会」が開かれ、約1,500人の連合傘下の組合員が参加した。
冒頭、髙柳会長は、「本題に入る前に、産別・地協の皆さんのご苦労で、3月5日現在1,938人の拡大をいただいた。さらなる組織拡大の取り組みをお願いしたい」と呼びかけ、今春季生活闘争について3点について話した。
1つめは「賃金水準の維持」、2つめは、「すべての労働者を対象にした処遇の維持・改善の取り組み」、3つめには、「雇用問題で、雇用対策本部として、あらゆる機会を通じて取り組みを強める」と述べた。
また、政治課題として、「『政治とカネ』の問題で、複数の逮捕者が相次ぐ事態について注視するしかないが、法令遵守を掲げ公正・公平な政治活動に取り組んできた連合としては、極めて遺憾であり、組合員ならびに道民の皆さまに、政治への不信感を深めたことについて、私の立場からも心からお詫びを申し上げる」と述べ、「しかし、今置かれている状況が、私たちのたたかいを後退や停滞をさせるものではない」と強調した。そのうえで「1点だけ申し上げると、労働組合が、民主的な手続きで方針を決め、方針に基づき、法令のもと、組合員が自らの意志で政治的な行動・活動することは、何ら批判されるものではなく、他の公務員や教職員であろうとも同様のことであろうと思う」と述べた。
最後に「たたかいを通じ、直接の成果を得ると同時に、組織の強化・拡大が図られることをご期待し、連合北海道も先頭に立ち頑張る」とあいさつした。
続いて、村田事務局長の闘争方針提起では、「春季生活闘争の労使交渉が本格化し、来週にも大きな山場をむかえる。企業の根幹は『人材』ということを経営側にどう、再認識させうるのか。この10年下がり続けてきた賃金水準をどう維持できるのか。底割れといわれる日本の雇用構造をどう立て直すのか。課せられた課題は大きいが、連合はマクロの視点で要求実現にむけ、組織の総力を結集していく」と強調した。また、「3.15からの第一山場にむけ、産別の情報交換をあらためて、この場での意思統一をお願いしたい」と提起した。
引き続き、北海学園大学の川村雅則准教授が「非正規労働問題の現状と労働組合の役割」と題し、職場における正規・非正規職員の格差の現状や課題を話した。「正規・非正規職員の解決には、法の整備をしなければならない」と強調した。最後に「労働組合の役割は、スローガンに掲げるだけではなく、非正規労働者の処遇改善を具体的に要求書に入れてほしい。また、労働者の処遇を良くするには、制度政策要求と職場闘争の両輪で実現する。労働運動が社会的信頼感を得ることが重要だ」と、話した。
今夏の参議院選挙にむけ、えさきたかし含む比例区予定候補者11人の紹介と、北海道選挙区予定候補者・藤川まさしさんが紹介された。藤川予定候補者は、「安心して働き続けられ、『人を大切にする政治』をスローガンに道民のために頑張ります」と力強く決意を述べた。
最後に、工藤副会長の力強い「団結ガンバロー」で閉会した。

