『日米共同訓練(米海兵隊との実動訓練)』を中止せよ=2月20日道平和運動フォーラムが申し入れ

掲載日:2013.02.21

 

北海道平和運動フォーラムは2月20日、陸上自衛隊本部方面総監に対して、2月21日から3月9日まで実施予定の「日米共同訓練」の中止を求める申し入れを行った。

 

なお、訓練に参加する沖縄駐留の米海兵隊員等を輸送する米海軍高速輸送艦「ウエストパックエクスプレス」の苫小牧入港が24日から26日に変更されたことにともない、21日の訓練初日も延期される見込みだ。

 

以下、要請書

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2013年 2月20日

陸上自衛隊北部方面総監

陸 将 岩 田 清 文 様

北海道平和運動フォーラム

代 表 江 本 秀 春

代 表 中 村 誠 吾

 

「日米共同訓練(米海兵隊との実動訓練)」の中止を求める申し入れ

 

<要請趣旨>

陸上自衛隊は、2月21日から3月9日まで、北海道大演習場及び東千歳駐屯地で日米共同訓練を実施することを公表しました。訓練の目的は、陸上自衛隊第7師団第11普通科連隊(千歳市)と沖縄に駐留する米海兵隊が共同で、「それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における連携要領を実行動により訓練し、相互運用性の向上を図る」としています。

今回の訓練は、「新防衛計画の大綱」にもとづいた「動的防衛力」としての自衛隊と米軍の共同作戦の強化にほかなりません。日米共同での軍事力強化は、自衛隊をまさしく軍隊として機能させるもので、日本国憲法に反するものです。

また、訓練に参加する米海兵隊員や装備等を輸送するために米海軍高速輸送艦「ウエストパックエクスプレス」を民間港である苫小牧港に入港させようとしています。さらに、米軍の軍事車両を訓練が行われる東千歳駐屯地まで公道自走させるとしています。昨年2月の米艦船「ブルーリッジ」「パトリオット」に引き続く寄港は、苫小牧港の軍事的利用を常態化させるものであり、平和と核軍縮を願い、「非核平和都市宣言」を制定した苫小牧市民の願いを踏みにじるものです。また、軍事車両が公道を自走することは、「有事」を想定させ、市民の日常生活を脅かすものであり断じて許されるものではありません。

北海道においては、米海兵隊の矢臼別実弾砲撃移転訓練や千歳基地への米軍戦闘機訓練移転、東千歳駐屯地から苫小牧港までの戦車の公道自走、さらには道内民間港への米艦船の寄港などが相次いでいます。このような米軍・自衛隊による軍事訓練強化は、在日米軍基地の縮小・撤去を求める道民の願いに逆行するものです。

つきましては、下記のとおり申し入れますので、誠意ある対応を要請いたします。

 

<要請事項>

平和を求める多くの道民、国民の願いを踏まえ、今回の「日米共同訓練」を中止すること。

 

以  上